河又の岩 最難ルート

スクール日記
03 /26 2009
  河又の岩 最難ルート  “仙人” 5.13c/d 

 スクールで、よく使う岩でもある河又!
最近、難しいルートをトライする事がめっきり減り、ちょっとヤキモキしていたところであった

3月22日・23日と時間が取れたので、以前から気になっていたラインを下降しながら設定してみる
それは、
マンモスケイブ(5・13c) の核心ホールド(甘いスローパー)を取ってから、上部のガバに行かず、
ホールド・ムーブ共に厳しい右トラバースをこなし、
一期一会(5・12d) の核心フェースに繋げるライン

問題は、繋げる部分の右トラバース! 
下から見上げると使えそうなホールドは見当たらずに・・・が
ロープにぶら下がり、何とか使えそうなホールドを探し、ムーブを起こし試行錯誤してみた
手応えがあった “よしっ 何とかなりそうな感じだ・・・”
攻撃的に攻めていくと、結構自然にラインが取れる事が判明した
これなら、一つのルートとして、成り立つ事を確信!
そして、使えそうなホールドは、他の人が触れた形跡がなかった
“このラインに目を付けているクライマーは、いるかも知れないが、トライしようと試みてる人はいない”
 よし、もらった 登るしかない!
“マンモスケイブ” と “一期一会”は、デモンストレーションで何回もリピートしているので、
問題はないのだが、繋げる部分の厳しいトラバースの一連から、パンプするであろう腕で、後半の
一期一会の極小カチが、数手続く核心部分をこなすのは、結構大変そうな感じがする。 
さて・・・

3月22日に設定し、ライン取りの確認とムーブ練習

翌日23日に、レッドポイント体制を整え、いざトライ!!!
1回目、4本目のクリップに手間取り失敗 
マンモスケイブの4本目にあたる。
マンモスケイブのみを登る時は通常、上部のガバを取ってからクリップするが、
今回のルート “仙人” は、上部のガバには行かずに、右トラバースする為、甘くて悪いホールドでのクリップを余儀なくされるため、厳しいクリップになる (クリップを飛ばすと、落ちたときに振られて左側の岩に当たりそうで、注意したい)
クリップ体勢の練習をしてから、降ろしてもらう

2回目のトライ
マンモスケイブを順調にこなし、4本目のクリップも無事に出来た
そこから、6手の苦しい右トラバースに声が出たが、レストポイントで腕を回復させるようにシェイクを繰り返した
ここで、デザートソングの5本目と一期一会の6本目にクリップ!
ここから、7手の一期一会の核心フェースに突入するため、気合を入れる
そして、疲労した前腕に喝を入れ、熱くなり過ぎない様に冷静にムーブをこなした
ここで落ちたら、トライ出来るのはいつになるかわからない
落ちられない・・・

無事に終了点にクリップした時、拍手と写真を撮ってくれたクライミングジム・カランバのオーナー、徳永夫妻 そしてビレイをして頂いたSさんに感謝します!!

  ルート概要
 手数は、約33手
 ボルト7本 (打ち足し追加なし)
 グレード 5・13cd あるいは 5・13d
 ルート名 “仙人”
 設定・初登 勝井


 上部フェースに突入しているところ
北485
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勝井 武志

1971年7月17日 生まれ(45歳) 
AB型
千葉県在住
日本各地の岩場でクライミングを実施
 岩場における
 O.Sグレード 5.12d
 R.Pグレード 5.14a
 ボルダーグレード 三段

経歴・資格
社団法人日本山岳ガイド協会認定
フリークライミングインストラクター
(シングルピッチ・マルチピッチ)資格。
奥多摩クライミング委員会。
北海道十勝クライミングジムルートセット契約スタッフ。
T-Wall、エナジーのスクール講師を経験。



趣味 ルアーフィッシング(海・川・湖)

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