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はるばる

スクール日記
04 /16 2011
今日は北海道在住のY下さん参加
北海道以外の岩場は初めてとの事。
講習が終わったら、そのまま羽田に向かい、飛行機で帯広行き!
スゴい行動力

さて、わたくし
合間に、ちょっとチャレンジしてみました。
北川の“錦ヶ浦”5・12cを何回往復出来るか!
片道(登り)で約35手。
クライムダウンで往復すると70手。
限界までやってみるとどこまでやれるか
頭のテッペンから声が突き抜けるのが想像できてプレッシャーを感じる。

まず、登り出しは順調
ほんのり前腕がパンプ。クライムダウンに入るが、まだ大丈夫
しかし、徐々に前腕に乳酸がたまってくる感じが、焦りを生む

出だし付近のクライムダウンが難しい!
ここの部分はボルダーグレードにすると2級ぐらいはある。
パンプした腕で、ここを下りるのはツラい
ちょっと声が出たが、無事に出だしのスタートまで到着。ここまでで約70手。

ここからが本当の勝負だ
登りに入る
体が重い。2級が2級じゃなく感じる。
レストポイントに入るまでキツかった。
さらに上部ハング帯が待っている。

気持ちが折れそうになりのを気合いで持ちこたえ、ほんの少しでも前腕を回復させたいところだ。その後のムーブも厳しかったが、トップに抜けた。
休みなく、すぐにまたクライムダウン。
頭が ぼーっとしてきた。酸欠になってる
ハング帯を下り、レストポイント。
足腰が痙攣してきた。
ここから下を眺めて、
また気持ちが負けそうに…

ぼっーとした頭で、自分に気合いを入れる。
“乗り越えてみろ”と!
もう、腕のパンプは限界。
出だし付近の薄被りのカチのフェースのクライムダウンは、
苦しみの極み!
ド根性で下りた
しかし、俺は落ちていない。
ここまで、2往復。
手数で140手。

ここから先の限界値は未知だ。
登り始めたが、体が悲鳴を上げる。
また出だしの厳しいムーブをこなす。3回目だ!

一手一手、絞り出す声が出た。
いつ落ちてもおかしくないが落ちたくない!
登ってやる!
自分を試すんだ。
限界を越えた時、違う世界が見えるかも知れない

声を絞りだしレストポイントに来た。
手のひらの皮は剥けて、
痛いし、足腰は痙攣している。
上部ハング帯 行くぞ
ほとんど、本能で登っている。
トップにたどり着いた
きたー やりきったぞ

2往復半 約175手

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今回、
往復クライミングのチャレンジをした “錦ヶ浦”5・12c
のハング
長さは約20メートル

P2011_0410_171536.jpg


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勝井 武志

1971年7月17日(51歳) 
AB型
千葉県在住
日本各地の岩場でクライミングを実施
 岩場における
 O.Sグレード 5.13a
 R.Pグレード 5.14a
 ボルダーグレード 三段

経歴・資格
社団法人日本山岳ガイド協会認定
フリークライミングインストラクター
(シングルピッチ・マルチピッチ)資格。

T-Wall、エナジーのスクール講師を経験。

趣味 ルアーフィッシング(海・川・湖)

連絡先
メイン連絡先⇒ tkclimb07@yahoo.co.jp(携帯・PC) 
サブ連絡先⇒  t_katsui_717@docomo.ne.jp(携帯)

  090-2482-3043(携帯電話)