北海道クライミング日記

スクール日記
07 /01 2013
 北海道・赤岩青厳峡クライミング&フィッシングツアー

 今回も毎年恒例にしている赤岩青厳峡の岩場にいってきました!
茨城の大洗港からフェリーに車と共に移動 19時間の長時間航海で苫小牧に到着
当日は、支笏湖でルアーフィッシング! 昨年はいい魚が出たのだが、今回は水温が低くて活性が悪く残念ながら魚は出なかった でも、雄大な自然の中での釣りは心が浄化するような感じがして最高です
その夜に岩場のある日高地方に3時間ドライブで移動し、日高の道の駅で車中泊
長旅の疲れで、あっという間に就寝 そしてあっという間に朝がくる(笑)
とうとう一年ぶりの青厳峡だな~と、期待を膨らませた気分で運転! 
約20分のドライブで岩場に到着
今日は初日なので、軽く流して・・・ いつものように、ぶったまげ岩の
“ダイナマイトボンボン”12b“爆発するぜ”11d を数回ずつ登って身体を岩に順応させていきます
調子が良ければ大好きな“日高源流エサオマン”13bやら“熱血・横に動くやつ”13a、とかとか
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 こちらをクリックでサイト観覧⇒十勝クライミングジム
今回もお世話になります。 ここを拠点に青厳峡に行ったり来たり往復です
そして、セットの仕事も頑張ります 滞在中に壁2面を新しくします!
まずは、一面 すべて木製ホールドで仕上げます(家具屋さんによる特注ホールド)
すごいでしょー この数
このホールド値が高い 十勝ジム、お金かけてますな!!
これだけ設備が整って、一日、1200円って 使用料安い!!! 
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 まず初めは基本的に大きなホールドからバランスよく、ばらけさせて付けていきます
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 大きなホールドで掛かりの良いホールドの隙間に中間的ホールドと小さなホールドを配置
偏らずにバランス良く! それと・・ポケットホールドが無い壁は、いまいちかなぁ
ガバ、ピンチ、スローパー、カチ、ポケット、この5種類があってバランスがとれるし奥ゆかしさを出せるのです
クライマーを成長させるのは、“壁” だからセッターは責任もって仕事しなきゃ
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 ホールド付け完成 すべて木製で、なかなか新鮮でいい感じでしょー
本州には無い壁ですねー 
さて、これから勝井課題の22本を設定していきます
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 さてさて、ジム仕事の翌日は岩場でクライミング
やっぱり、岩場は本気!というか集中力が、がぜん上がります
天気が良いと気分もいいものです  この壁・・・どっかぶりー
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 はい!  私のもう一つの顔・・・“釣り師”
天然の野生の大物ニジマスを狙うべく、清流に立ちこみます
これまた、素晴らしい大自然の中、澄んだ空に清涼な空気
岩場とはまた違った感覚!! 大物取りますよー 
私、釣り歴30年ですから、そこそこ上手いです
たぶん・・・上手いとおもう
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 本州から来日した講習生方も青厳峡でクライミング
本州には無い真っ赤なチャート岩で刺激的なクライミングは
自分自身のクライミング史に深く刻まれることになるのです
トライしているルートは、5,10aの“マサイ族” 講習生には必ず登ってもらう好ルート
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 川のすぐそばで登る!  実はこの川、大物釣れます
青厳峡には岩場が点在していて、これは“橋の岩”と、呼びます
講習生がトライしているのは、“僕を見て”5.10c 有名な三ッ星ルート
この課題は、ぜひトライしてもらいたいルートの一つ!! 登ってみればその意味がわかります
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 下から覗むと青空が綺麗です 
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 “橋の岩” 写真では分かりづらいですが、実際に見るとかなり赤いです
なかなか良い岩でしょう!! この裏側もたくさんルートがあり、ぐるっと一周出来るんです
雨の後でも、すぐに乾くのがナイス
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 青厳峡“ぶったまげ岩”のボルダー
9課題あり、易しいのは2級から。ムズイのは北海道の最難課題の、四段もあるし、四/五段もあるんです! 
6~7手で傾斜は140度ぐらい
そしてこの上部に、私が過去に登ったルートの “ムーブ・オン” や “神威” があるんです
ボルダーもルートも場所を変えずに同時に楽しめるなんて、すごいところでしょ
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 N西くん!“燃えるお兄さん”10手のショートルートの5.13d/5.14aを第六登したのが彼です
青字をクリックするとサイトへ⇒JFA(日本フリークライミング協会)に投稿した模様!
三段のボルダームーブに、クリップムーブが入るので厳しいよー
私の見ている前でレッドポイントしました おめでとう
写真は、ぶったまげ岩
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 昨年、大規模に拡張した、十勝クライミングジム!! 最近、初心者も増えてきたとの事
写真は、新エリア 大きい130度がメイン壁に8級から二段まで。
奥に140度のリード壁もあり、5.10d~5.13d まで揃えてあります!
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写真は、旧エリア こちらは傾斜が緩いので初心者が多い
一番奥の部屋に、150~135度のハングがありムズイ課題もあり、上級者も十分に鍛える事が出来る 
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 またまた本州から講習生が来道 初めての青厳峡を楽しむ “僕を見て”5.10cをゲット
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 さらに、赤岩青厳峡の看板ルートの “天国列車” にもチャレンジする講習生
来年の目標となったようです このルートはカチが7割、ガバが3割。傾斜は105度。
ムーブも大きくはっきりしているので、登っていて楽しいルートとの評判が高い! P2013_0614_155620.jpg

 “天国列車”をデモンストレーションする、十勝ジムのオーナー
登りこんでいて、すでにウォームアップ化してる 
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 十勝の菓子店“クランベリー”名物菓子のスイートポテト
これがまた美味しい 十勝はワイン・チーズ・豚丼・ジンギスカン 
そして・・・なんといってもケーキ菓子 十勝は菓子王国なんですよ(笑)有名店が多い!! 
私はよく有名な六花亭に行きます ここのケーキは100円~200円台で安くてすごく美味しい 
生クリームの質が高くて味、舌触りが全然くどくないんですよね!
面白いのが、賞味時間が3時間という“サクサクパイ”というのがあって、これは六花亭の店に行かないと食べられない代物!! 外はサクサク、中はサッパリしたクリーム!これは美味い 
買ってすぐに店の中でいただくのです
しかもコーヒーがサービスで飲める 私は北海道に来たら必ず食べに行きます
ジムで登って疲れたら、気分転換に六花亭(笑)
本州から講習生がきたら、連れていちゃいますねー
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 赤岩青厳峡・清掃日 岩場周辺を、みんなでゴミ拾いして綺麗にしました 
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 そして本日は、日本一キレイな歴舟川でトラウトフィッシング
水が信じられないぐらいの綺麗さで感動で~す 底が丸見え 
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 ほんと、丸見え すごいでしょー 気持ちいい流れの中でルアーを投げる!
そして掛かったトラウトが水面に綺麗な魚体を翻す 感動と興奮の時間がそこにはあります
北海道トラウト王国なり
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 靄の中 静寂な空間・・・
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 クライマーでもあり、フィッシャーマンでもある友人のI俣さん 彼はフライフィッシング!
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 川を歩いていたら、目の前から小さな鳥が急にとびだっていった
ちょっと驚いたが、覗いてみたら・・・なんと卵をあたためていたのだった
卵じゃなくて、雛だったらかわいかったんだけどなぁ
I俣さんも、これは貴重だ! と、カメラをパチパチ
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 友人のガッツこと石渡氏は、北海道の5.14をことごとく第二登している強者!
そして現在は “ムーカム”5.14c/dのトライを重ねている!!
かなりいいところまでいっている感じでムーブオンの部分は完璧。左トラバースもこなし、
神威に合流し右のアンダーを止めるところまできている
ガッツは昨年、旭川に“ガッツ・ウォール”を開業しました! 旭川に行った際は、ぜひ登りにいってみて下さい
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 ボルダー壁作業の一日
今度は、ソリ壁を変更! 
コンセプトは、初・中級者が登りやすいように大きいホールドの割合を増やし、やさしめの課題を多く!
岩場に行けないタイミングをみて、2日間で一気に仕上げました  
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 この壁には、勝井課題の36本を作りました!
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 完成~
岩場に行かない日も、また、岩場から帰ってきてからも頑張って作りました
遊ぶだけでなく、しっかり仕事もこなしているんですよ~
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 赤岩青厳峡にある、この綺麗な被った壁は、“岩落としの岩”と言って、ちょっと奥まったところにあります
この壁には、5.14aのロゼッタハードフィニッシュを含めて、5.13の多数あり、
手掛かりの乏しいカチを主体とした魅力的なハードルートの壁になっています!
私は、今回のツアーの結果をここに残すべく、頑張ってきました 
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 2013・6.16 赤岩青厳峡 “岩落としの岩”
ここに、少数の地元クライマーにトライされていたラインを私、勝井が初登してきました。
ルート名は、山の修行者から連想し、 “聖” ひじり とする。
グレードは、このルートをトライしていたクライマーの意見と青厳峡の各ルートからスライドさせて考慮し、
5.14a とします。
ルート内容は、死刑執行を登り、上部に右トラバース用のハンガーボルトに沿って進む。
トラバースのボルトは過去に地元の小笠原氏が設置(現在は占冠村観光協会との協議で新たなボルト設置は禁止)
トラバースは、4~5手の厳しい動作でこなし、ラビィアンローズの核心部下に合流。その後、ラビアンの核心である、極小カチからの正対引き付けムーブで遠いホールドを取った後、ほぼ休めずに、ロゼッタハードフィニッシュの最後の悪いランジをこなして終了!!
手数は、30数手。この岩一番のロングライン
内容も非常に濃く、ラインどりも美しい三ッ星ルート
青字をクリックするとサイトへ⇒JFA(日本フリークライミング協会)に近々投稿し発表します!
写真は、死刑執行の大きなムーブの最中
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 “死刑執行”からスタート!! 数手、進むと、2本目の厳しいクリップ動作が待ってます
その後、ヒールフックを使う大きなダイナミックなムーブで上に上に進んでいくが、結構、精神的に厳しくなってきます。写真は、ラビィアンローズの核心部下に合流したところ!
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 この上部のあたり、ムーブ的に非常に厳しいところ!
ホールドは小さくまったく油断出来ない。そして最後の極カチからの悪いランジに気持ちを強くコントロールしていく 精神力(気持ちのコントロール)&指先の持久力が、合致して初めて成功の扉が開くのだ 
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 これは全国的に有名な、“天国列車”5.12b を登っている私
ツアー中、身体の調子を見るためとウォーミングアップを含めて、
滞在中、少なくとも20回以上は登っているお気に入りのルート
換算すると、100回以上は登っちゃってますな・・・
それとアップで必ず登る2本の “ダイナマイトボンボン”5.12b と “爆発するぜ”5.11d
この2本、200回は軽く超えちゃってるなぁ
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勝井 武志

1971年7月17日 生まれ(45歳) 
AB型
千葉県在住
日本各地の岩場でクライミングを実施
 岩場における
 O.Sグレード 5.12d
 R.Pグレード 5.14a
 ボルダーグレード 三段

経歴・資格
社団法人日本山岳ガイド協会認定
フリークライミングインストラクター
(シングルピッチ・マルチピッチ)資格。
奥多摩クライミング委員会。
北海道十勝クライミングジムルートセット契約スタッフ。
T-Wall、エナジーのスクール講師を経験。



趣味 ルアーフィッシング(海・川・湖)

連絡先
メイン連絡先⇒ t_katsui_717@docomo.ne.jp(携帯)
サブ連絡先⇒ tkclimb07@yahoo.co.jp(PC)
 
090-2482-3043(携帯電話)